ディーフェスタ川口芝高木は、荒川を隔てて東京に隣接する埼玉県川口市にあるサービス付き高齢者向け住宅です。JR京浜東北線が通るなど都心からのアクセスもよい物件です。今回、支配人の中條民幸氏にディーフェスタ川口芝高木の魅力についてインタビューしました。
物件の特徴について教えてください。
建物・設備について
建物面での特徴は、何と言っても広さにあります。部屋数としては91床あり、全員一度に入ることができる食堂や寝たままの状態で入れる機械浴室もあり、共用部分はかなり広くとられています。コロナ禍での生活においてもソーシャルディスタンスは保つことができます。
その他にも、専用の理容室、歯科検診室もあり、出張で理容師、歯科医が訪問してくれます。
また4部屋ですが、ご夫婦で入居可能な二人部屋もあり、こちらは順番待ちとなるくらい人気のお部屋となっております。
周辺環境について
周辺には徒歩2分のところに芝スポーツセンターがあり、散歩コースとして利用いただいている入居者もいらっしゃいます。また徒歩5分圏内にスーパーの西友やドラッグストアなどもあり、生活にも便利な環境です。5台分の駐車場も完備しており、ご家族の面会等でご利用いただくことができます。
入居者の雰囲気について
入居者の平均介護度は2.0です。皆さん、落ち着いている方が多く、和やかな雰囲気で食堂での会話や囲碁などを入居者同士で楽しまれています。今は、飛沫防止のために中止していますがカラオケが人気で、カラオケを開催すると毎回15名くらいは集まって皆さんでカラオケを楽しまれています。コロナが収束して早く再開してもらえないかと皆さん心待ちにされています。
サービスについて
私は介護福祉士の資格も持っていますし、スタッフは特別養護老人ホーム経験者など身体介護に長けているメンバーで構成されています。
また、訪問診療として悠翔会在宅クリニック川口とも連携しており、比較的要介護の低いと認識されているサ高住において、ディーフェスタ川口芝高木では、在宅医療、訪問看護、訪問介護、居宅介護支援、の4つの分野で連携しており、重度の介護が必要になった場合でも、安心して暮らすことが可能です。
また、入居者一人ひとりと面談等もさせて頂き、お悩みやご要望などをお聞きして暮らしやすい環境作りを心掛けています。
入居費用について教えてください。
初期費用については、賃料64,000円×3ヵ月分の192,000円を敷金としてお預かりします。敷金については通常の賃貸不動産同様、退去時にお返しさせていただきます。
また、月額費用については賃料64,000円、介護スタッフが日常生活でお困りのことを支援させていただく「生活支援サービス費」として30,800円、電気ガス水道などの共益費として25,000円、1日3食ついた食事サービス費として55,080円、計174,880円が固定費としてかかります。
一人部屋の場合
初期費用 (賃料3ヵ月分) | 192,000円 | |
月額費用 | 賃料 | 64,000円 |
共益費 | 25,000円 | |
生活支援サービス費 | 30,000円 | |
食事サービス費(1日3食) | 55,080円 | |
計 | 174,880円 |
二人部屋の場合
初期費用 (賃料3ヵ月分) | 363,000円 | |
月額費用 | 賃料 | 121,000円 |
共益費 | 40,000円 | |
生活支援サービス費 | 61,600円 | |
食事サービス費(1日3食) | 110,160円 | |
計 | 332,760円 |
※食事を付けない場合、一人部屋 月額119,800円、二人部屋 月額222,600円になります。
将来どのような物件にしたいですか?
私はこれまで特養(特別養護老人ホーム)に8年、サ高住のサービス提供責任者を3年、訪問介護事業所の店長を3年勤め、これらの経験を経てディーフェスタ川口芝高木の支配人に着任しました。
特に特養で感じたことは、衣食住の提供、排泄介助など生活の基盤は提供できているものの、入居者の意思があまり反映されない場所だったということです。「外に出たいんですけど…出られません」、「何か食べたいんですけど…食べられません」。実は特養では、出来ませんしか言えなかったのです。
サ高住(サービス付き高齢者向け住宅)のいいところは、自由度の高さにあります。お医者さんに止められていなければ、お酒だって飲めますし、外出したければ自由に出られます。外出に不安があれば、誰かを連れて一緒に行くこともできますし、私たち介助者が支援することもできます。
そういった入居者の意思で物事を決められることがサ高住の良さだと思っています。そして、入居者の意思を最大限尊重される場を提供するのが、支配人である私の使命だと思っています。
・入居者とのエピソードを教えてください。
実は最近のことですが、2021年2月に入居されて数週間で亡くなられた方がいらっしゃいました。こちらの方は、積極的な医療をしないという意思を明確にされていました。それでも病院に入院していれば、コロナ禍ということもあり、ご家族とも面会することすらできませんでした。
入居して数週間でしたが、ご家族が面会して最後に話すこともでき、家族に見守られながら最後を迎えられました。ご家族の方から、最後にこういう場を作ってくれたこのサ高住に本当に感謝しているというお言葉を頂きました。
今、コロナ禍で病院でもご家族に見守られながら看取ることができない状況です。サ高住は特養までのステップではありません。サ高住という入居者の意思が尊重される場で、お看取りまで「終の棲家」となるサ高住を提供していきたいと考えています。そのために安心して暮らせるサービスや医療との連携などを提供し続けていきたいと思っています。
物件の詳細、資料ダウンロードは下記よりご覧ください。